やはりかなり大きな地震だった

この度風呂をリフォームすることになり、昨夜業者さんと契約を交わした。

 

今住んでいる、そして我々にとっても恐らく終の棲家となるであろう家は親が凡そ45年程前に建てた家で場所と広さは文句なしだが、時代も変わり住宅へのニーズも変わる中、流石に古さが目立つよつになり、今回のリフォームと相成った。木造とかプレハブならいっそ建て直すのだが鉄筋コンクリート造りときてはそう簡単には運ばない。

 

前置きが長くなった。妻が湯呑みを出す為に作り付けの食器棚(パナホーム製)を開けようとするが、うんともすんとも言わないとのこと。来ていた客が住宅業者さんで良かった。扉を軽く2、3回叩けば開きますよと教えてらい、実際事なきを得た。聞けば一昨日の地震でオートロックされたのでしょうとのこと。

 

この食器棚を付けて15年になるが、そんな機能のあることを知らなかったし、ロック自体掛かったことがない。

 

「震度4なら今までも何回か経験している筈なのに今回なんでロックが掛かったのでしようねえ。」と聞くと、「昨日の地震は震度4なんてものではなかったでしょう。」との返事が返ってきた。

 

私は今までに経験した一番大きな地震滋賀県に住んでいた時に発生した阪神大震災だと思ってきた。その時も震度は4だった。和歌山も同じだったと思う。

 

暴れん坊将軍徳川吉宗ゆかりの刺田比古神社の石燈篭が今回の地震で転倒し、宮司さんも「阪神大震災でも大丈夫だったのに。」と驚いていた。

 

滋賀と和歌山、住んでいる場所が異なるので一概に比べられないがひょっとすると今回の地震の方が強かったのかも知れない。今年米寿の母親が今回の地震はそれ程恐怖に感じなかったとのこと。私も恐怖に対する感度が鈍って来ているのかも知れない。