故郷の恥

多分、事実だろうが母が父と結婚を決めたのはとにかくしつこかったからだと言っていた。押しに負けたのだと。今更だがこのバイタリティ、私には全く遺伝していない。

 

オリンピックの開催について徐々にではあるが容認派が増えている。頑として開催可否の検討すらしようとしない政府に国民も諦めモードになってしまったのか。このまま押しに負けて良いのだろうか。

 

竹中平蔵氏「世論はしょっちゅう間違える」

https://news.yahoo.co.jp/articles/de3e68ad8b12204c719dad082995bfb26e009d78

 

そこまで言って委員会」、私は番組開始当初から熱心な視聴者だったが2、3年前に見るのを止めた。明治天皇の玄孫と台湾のばあさんがうるさ過ぎて見る気が失せたからだ。

 

止めていて良かった。もし見ていてら腹が立って手元にあるものをテレビに投げ付けて破損させていたかも知れない(まあ、そんなこと絶対にしないけど、ものの例えで)。

 

和歌山には自慢出来る先達が多くいる。徳川吉宗陸奥宗光南方熊楠、勿論松下幸之助。そんな中で竹中平蔵は同じ和歌山出身でも恥ずかしい方の第一候補だ。しかも此奴とは小学校から高校まで同じ。よく同じ大学に行かなかった(行けなかった?)ものだ。うちの親は両親はいい人(確か履物店)だったと言っていたが。何故こんな根性のねじ曲がったガキができたのだろう。

 

私は何もテレビの印象だけで言っているのではない。数年前、証券会社主催の氏のセミナーに行ったことがある。最初にこの男何をぬかしたか、「今日羽田空港は大変な雪で出発がだいぶ遅れた。行くのを止めようか迷った。」って、来てくれている聴衆に言うことか。ユーモアのつもり?阿呆か。

 

そして講演が終わるとそれこそ逃げるように会場を後にした。「竹中先生に今一度盛大な拍手をお願いします。」司会の言葉が終わる頃、既に壇上から姿を消していた。折角郷土に帰って来たのだから質疑応答に応じようなんて親切心、爪から先も持ち合わせていなかったようだ。推測だが彼は実家の靴屋のようなコツコツする仕事をバカらしい、或いは恥ずかしい(黒歴史?)と思っているのではないか。あの守銭奴のような性格はそこから生まれたのではないか。

 

世論はしょっちゅう間違える?確かにそんな一面もあろう。それなら今までの選挙結果も間違っていたことになるのではないか。自民党に与党の資格があるのか。お前も大臣だったではないか。

 

私の知る限りセミナーで、トンデモ発言をしたのはもうひとり居る。予備校講師の林修氏だ。彼は冒頭にこんなことを言った。「このセミナーの話があった後、別の所からお誘いがあった。そちらは魅力的な顔ぶれが揃っていたので迷ったが先にお話をもらっていたのでこちらに来た。」

 

もし、妻(夫)に「君と知り合った後、もっと美人で性格もいい相手を紹介されたが婚約していたので諦めた。」

なんて言ったらどうなるか。

 

断言する。竹中も林も相当に鼻持ちならない嫌な奴に違いない。