今はだいぶん減ったが、それでも時折り「投資の勧誘」の電話が掛かってくる。以前はこんなものではなかった。投資だけではなく、マンション経営とか、先物取引とか。週に2、3回以上は掛かってきていたのではないか。その時は特に気に留めなかったが彼らは何を見て私の連絡先を知ったのだろう。卒業生名簿？はたまた特に大会社に絞った社員の名簿が出回っていたのだろうか。
いま世間を震撼させている連続強盗事件、昨日また犯行グループのメンバーが逮捕されたが彼らは所詮「トカゲのしっぽ」、まだまだ安心できる状況ではない。ワイドショーによると彼らも何処からか資産家、中でも家に現金を置いていて、なおかつ老人の単身世帯の名簿を手に入れていたというから本当に物騒な世の中になったものだ。
そんな彼らがネットで実行犯を募集する時の条件のひとつに「老人を殴れるか」というのがあるという。言葉で脅しても金の在り処を言わなかったら暴力を使ってでも喋らせろということだ。そう、やっぱり人間たるもの弱者、幼児や年寄りに暴力をふるうというのは本能的に抵抗があるのが普通なのだ。
東京八王子市の精神病院で入院患者に日常的に暴行。
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/23729387/
こんなの氷山の一角だろうと思ってしまう自分が怖くなるが恐らく殆どの方も同様の感想を抱いたのではあるまいか。それだけ世の中には子供への、老人(親)への、障害者への虐待のニュースが溢れている。
ある本で知ったのだが日本では老人の起こした交通事故ばかり取り上げられるので年寄りの運転は危険だと皆思い込んでいるが実際の件数は若者の起こす事故の方がずっと多いらしい。同様に虐待と言えば親から子供への虐待ばかりニュースになるが、子供から親、また障害者への虐待も報じられていないだけで実際はかなりの件数が起こっているのではなかろうか。是非実態を知りたいものだ。
他の動物、魚類や爬虫類を入れても親が生命を削って子供を守るのというのは多くの例が見られるが親が子供を虐待する動物など人間以外にいるのだろうか。人間以外の動物は種の保存に精一杯な中、ひとり人間だけが増え過ぎて神経がおかしくなってしまつたのだろうか。これも想像だが飢えに苦しむ人々は口減らしの為に子供を殺めるなんてことは絶対にしないと思う。
まあ、そんなことは抜きに私はこれから子供や介護をしてくださる方に嫌われないようにかわいい老人を目指そう。
