この先の日本では・・・

野球選手は幸せだ。

 

ある柔道選手が言っていた。

「僕たち、日本で試合があっても海外で試合があってもほとんどマスコミに取り上げてもらえないし、注目を集めることもない。なのにオリンピックの時だけ金メダルを至上命題のように求められる。正直やってられないと思うこともありますよ。」

 

世界大会で優勝する大変さはどちらも変わらない、というより柔道の方がはるかに難しいかも知れない。今回のWBCを見ても分かるように本当に野球の強い国は世界で10カ国もない。柔道の裾野の広さの比ではない。

 

私は学生時代から常にマイナーな方に身を置いてきたし、好きになったのも秋ひとみさんというけしてメジャーとは言えないアイドルだ。だからWBCやワールドカップのように「列島歓喜」などと言われるといつも私は入ってないからな!と毒づいている。

 

まあ、でも。

侍ジャパンおめでとう!」

 

ほんこんさん。

「何も言えない世の中になっているのか」

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/255981?page=1

公の場では見た目の性に合わせて欲しい。全くその通りだ。謝る必要などこれっぽっちもない。インターネットが世の中に浸透して約20年。プラスとマイナスどちらが大きかったか、じっくり考えると特に日本ではマイナスの方が大きかったような気がする。

 

国際会議で議長の役割はたったふたつ。どうやってインド人を黙らせるか、どうやって日本人を喋らせるか。というジョークがある。そう、日本人は公の場では驚く程発言しない、自分の意見を言わない。その溜まりに溜まった鬱憤がインターネットの匿名性という場で爆発、暴走した形だ。例の連続強盗や飲食店での悪戯動画の投稿などがその典型。

 

泥棒に美学などあるのか知らないが最初から人が居るのが分かっていて押し入る、まして老人ひとりだけの家、時間帯を狙うなんて昔は考えられなかった。飲食店の机に置いているソースや醤油、割り箸を舐め回し、ましてやそれを撮影して投稿する。いつから日本人はそんな情けない民族に成り下がったのか。

 

前に書いた、もし私が今から子供を生み育てる世代なら子供を持つことを躊躇するかも知れない要因のひとつがここにある。こんな劣化する一方の国で生まれる子供が可哀想だ。

 

もうひとつの理由は言うまでもなく、自然災害の頻発。何十年に一度の筈のの豪雨、台風が毎年のように来ている。その内とてつもないことが起こるのではないかという恐怖。

 

もうひとつは?またいずれ。