おかしくないか

今日の週刊新潮の広告見出し

「長野4人惨殺 猟銃男をなぜ射殺しなかったか」

全くその通り。同じ見出しに「精神鑑定次第では死刑にできない?」とあるが、もしそんなことになれば亡くなった4人も成仏できない。もしこれが欧米で4人も殺した現行犯がまだライフルを所持して人質を取っているとなれば間違いなく射殺だろう。しかも同誌によればこの時、今回犠牲になった一般人のひとりはずっと庭に放置されたままだったという。たら、ればはご遺族の心を余計傷付けるだけだから考えたくないがもっと早くに犯人を捕まえて、直ぐ病院に搬送出来ていれば助かったかも知れないと思うと余計に切ない。とかく「先進国で死刑を存置している野蛮国」のような言われ方をする日本だがここまで犯人を大切にする国も珍しい。これで精神鑑定の結果によっては罪に問えない?ふざけるな。欧米では射殺する前に犯人の精神鑑定を行っているのか!

 

 

同性婚不受理は違憲

https://mainichi.jp/articles/20230530/k00/00m/040/009000c

これがなぜ違憲か分からない。

 

その前によく憲法改正で俎上に上る第9条。

第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
 
この条文を小学生のような素直な心で読んで自衛隊違憲でないと感じる人が居ればもう一度日本語を学び直した方がいい。だから「自衛のための武力は保持してもよい」という文章に変えようという改憲派の主張は至極真っ当な考えだと思う。
 
一方、結婚について定めた第24条。
第二十四条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
 
これも同様、この条文を素直に読んで同性婚が認められていると解釈出来る人は一度脳検査を受けた方がいい。
 
戦後GHQが大急ぎて作ったものだから変な日本語が多いと言うがそれを手付かずでずっと有難く押し頂いたままにしている日本、日本人はもっとおかしい。
 
四の五の言わずにおかしな箇所はどんどん修正すればよいのに何故しないのか。
 
分かった。同26条に「すべて国民はその能力に応じ等しく教育を受ける権利を有する」とある。これを厳格に適用すれば分数の出来ない大学生など存在してはいけないし、世にはびこる2世議員、まして官邸で仲間と記念写真を撮るようなアホボンを秘書官にすることなんか考えられなくなる。
 
きっとそうなると具合が悪いのだろう。