だから言わんこっちゃない

吉永小百合さんの最新作「こんにちは、母さん」を見た。映画の内容については予想を遥かに上回るものだったとだけ言っておく。

 

吉永小百合さんはいくつになっても美しい、誰もが言うそんなセリフより今回私が特に感心したのは吉永さんの足腰の丈夫さだ。下町の古い家屋が舞台なので当然畳生活。テーブルに椅子なんて当然ない。その畳に座ったり立ったりという「運動」を何の苦もなく自然にやってのける。とても御年78歳の所作とは思えない。この齢になって分かったことだが若い頃はなんの問題もなく出来ていた立った姿勢から自然に座る、座った姿勢から自然に立ち上がるという動作が如何に大変なことか。しかも吉永さんは和服、女性なので膝もキチンと揃えたままこれらの動作をやってのけるのである。勿論「よっこらしょ」なんて絶対言わない。

 

吉永小百合さんの立ち座りを見るだけ為でもこの映画は見る価値がある。

 

 

黒人少女にだけメダル授与せず。アイルランド体操協会陳謝。https://www.asahi.com/sp/articles/ASR9V1S58R9VUHBI001.html

 

今、米中が曾てない緊張関係にあるらしいが以前からこの2国は反目し合ってきた。アメリカが中国の人権問題を指摘すると中国もアメリカこそ人種差別をやめろと言い返す。日本ではアメリカ=正義の国という図式でしか語られないが、こんなニュースを聞くと中国よ、もっと頑張れと言いたくなる。日本も同盟国なればこそダメなものはダメとはっきりと意見すれば良いのだが何しろアメリカにはからっきし駄目だからなあ。

 

この動画を見たが誰が見ても黒人少女を意図的に無視しているのは明らか、それなのにアイルランド体操協会が謝罪するのに1年半も掛かったこと、それ以上にこんなニュースに慣れっこになっている自身が怖ろしい。

https://www.youtube.com/watch?v=sSRClifAB4o

 

よく日本の、例えば「男女の○率は世界何位で先進国中最下位でした。」といったニュースを耳にするが、その順位を決めているのはこんな国々だからな。アイルランドといえばこんな指数では常にランキング上位の常連ではないか。知らんけど。

 

差別、及び差別心は絶対無くならない。それは仕方ないと思う。日本人とて同じだ。しかしこんな公衆の場で堂々と差別出来てしまうその心が分からない。

 

テレビに出て来るコメンテーターがSDGSや障害者問題などでやたら欧米を褒めそやし返す刀で日本を悪し様に言うが、こいつらの本質はこんなだからな。そのことを踏まえて発言してくれよ。