本音を申せば

久し振りに痛快な言辞を聞いた。発言の主は井口智昭氏。テーマは少子化対策

少子化対策をする程、少子化が進む。

・婚姻が減っているのに子供予算を増やしても無駄になるだけ。

・保育園を増やすから働きたくない女性が働かざるを得なくなっている。・・・

 

いやー、おっしゃる通り。大体、私は有識者会議なるものを信用していない。昔、車は如何に社会に害をもたらしているかというテーマで集まってもらおうとしたら何人かの有識者から送迎の車がないというクレームが入ったという笑うに笑えない話があったが、こんな恵まれた連中に何が分かると言いたい。少子化にしても教育に金がかかる、保育園が足らないなど、相も変わらぬ理由付けをして満足しているが本当にそうか。アンケートでも同様の結果が出ている?世論などマスコミの報道に簡単に誘導される。野球のことなど何も知らない俄か大谷ファンの多さを見ればそれは明らかだ。

 

子育てに一番大切な時期に子供を保育園に預けて夫婦で働く。何の為?子供をいい学校に行かせたい、その為に塾に行かせたい、習い事もさせたい。だから母親も働いてお金を稼がなければねらない。何かおかしくないか。

 

私達が子供の頃は専業主婦が当たり前だった。私立校もあるにはあったが公立校に入れない子供の為の下請け的な存在。大抵の子供は高校までは地元の公立校に行くのが当たり前だった。時代が違う?何を言うか。先生は今より遥かに尊敬されていたし、何より日本人はどんどん馬鹿になっているではないか。

 

まあ、少子化の議論は措く。

 

同性婚訴訟で違憲判決。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a88c2aafd58813ef8498f564a262c2e7c67f169

 

こんなことを書くのは非常に気が引けるが、将来もし災害に遭うのなら大災害に限る。被害地域がごく限られた大雨、地震等で家が崩壊したとする。こんな場合特別扱いされることはまずない。処がこれがその地域全体を飲み込むような大災害ならば国も保険会社も「本当は適用外だが被害の大きさに鑑み」などと理屈を付けて特別扱いが許される。被害に遭った家からすれば自宅が崩壊したという事実は全く同じなのに。チャップリンの「殺人狂時代」に「1人殺せば犯罪者だが百万人殺せば英雄だ。数が事態を神聖化する。」というあまりに有名なセリフがあるがここにもその理屈が通用している。

 

同様に言いたい。どうせ性的倒錯者になるのなら同性愛に限る。かなり前に読んだ本なので詳細は覚えていないが人間の性的嗜好を細かく分けると何十、何百種類になるという。私は全く理解出来ないがアダルトビデオに熟女やロリコンという分類があることは承知している。ではロリコンの人が16歳以上の女性としか結婚出来ないのは違憲だと訴えたらどうなるのか。同性愛者は1%いるがロリコンは0.1%だから黙れと言うのだろうか。

 

まあ、どちらにせよ身内にも知り合いにも居ないのでどうでもいいのですがね。

 

(記)2022/4の民法改正により男女とも結婚は18歳からになったらしい。何だ、改悪してるじゃないか。