7月29日

今年はベートーヴェン生誕250年ということで世界中で色々な催しや記念品の発売が予定されていた筈だが、コロナ禍で殆ど全部飛んでしまった。

 

何と言っても作曲家の名前で商売出来るのは他にモーツァルトがある位。クラシック業界も随分な痛手だつたのでは、とお見舞い申し上げる。幸い、7年後の2027年は同じくベートーヴェンの没後200年なので、この時までには今時の災いも終息していますように。

 

前に少し触れたが今日7月29日は天下の名盤、人類の至宝とも言われるフルトヴェングラーバイロイトベートーヴェン第九が演奏された日である。1951年のことだ。遡ること69年前になる。

 

私が初めてこのレコードを買ったのは1970年代後半だから、まだこの天下の名演から20年ちょっと。手を伸ばせば届くような年代の出来事だった。それが今振り返るとほぼ70年前なのだから、全く持って嫌になる。そりゃ齢も取るはずだ。