本当に信じていいのか

もう何十年も前だが、友人のM君がある仮説を披瀝した。「昭和天皇は実は昭和63年末に亡くなっていたのではないか。」ご存知のように公には昭和天皇が亡くなったのは昭和64年1月7日。この日程はタイミングが良すぎるというのが彼の推測の根拠だ。

 

もし彼の推測通り年末に亡くなっていたらどうなっていただろう。全てのことがお正月どころではなくなる。紅白歌合戦だけではなく、あらゆる娯楽番組が放送出来なくなる。広告も「お悔やみ」以外はテレビも新聞も不可。初詣も、忘年会も新年会も駄目。もっとあるだろうが書き切れない。

 

そんな大袈裟な、思われるかも知れなぃが、これら全て昭和天皇崩御後に我々が経験したことだ。今のようにパソコンも携帯も普及しておらず、多くの人がレンタルビデオ店に押し寄せた。

 

何故こんなことを書いたかというとコロナの、特に東京における感染者が急激に減ってきたからだ。いや、事実であれば誠に結構だが、どうしてもオリンピックを開催したいので発表の数を抑えている、なんてことはないだろうか。

 

感染者の集計をどのように行っているか知らないが、管内保健所からの数字を役場で集計しているのなら数を操作すること自体はそう難しいことではあるまい。

 

既に国民の8割はオリンピックの中止もしくは延期に傾いていると言う。IOCからも無観客開催に理解を示し始めた。沢山の外国人観客が押し寄せるのは恐怖だが、来るのは選手だけとなればその恐れもない。

 

私の推測、どうだろう。