皆さんの意見を聞きたい

あれは何というタイトルの本だったのか。「ちびっこ悪魔の辞典」だったような気がするが確信はない。中学生のときに読んだ。他の内容はよく覚えていないがこんなことが書かれていた。

「おちんちんをずっと触り続けてごらん。そのうち気持ちよくなっておちんちんの先から白い液体が出てくるよ。」私も真似をしたが白い液体は出てこず大変心配した。

 

 

これまで何回か話のネタに使わせてもらつた読売新聞の人生相談だが今日の相談、回答には心底驚いた。

 

相談者は80代女性、相談は同じく80代の夫が毎日自慰をしている。ふたりの娘は気にする必要はないと言うが、私は心が折れそうだ、というもの。

https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220419-OYT8T50064/

 

私が驚いたのは80代で毎日自慰するこの元気なお爺さんではない(まあ、それも結構な驚きだが)。それに対する回答である。回答の第1行目が「言語道断とはこのことかと思いました。」だったので私はてっきり「男の性欲は一生消えません。そんなことでいちいち悩む必要はありません。」と続くものだと思ったら全く違った。詳しくは版権もあろうから要約すると性欲を判断出来ないのは認知症と関係があります。至急医師の診察を受けて下さい、というもの。

 

これには驚いた。性の相談は当紙に限らず他の多くのメディアでも見られ、大半が中高年夫婦からの相手がセックスに応じてくれないというものだが「いい歳をしていつまでセックスしたいのですか。」と相談者を諌めるような回答に出会ったことは少なくとも今まで一度もない。

 

「めちゃくちゃ高価だったビデオデッキ(当時の初任給の倍くらいした)が急激に普及した陰にはアダルトビデオの存在がある。」という意見があり私もかなり同感するが、アダルトビデオの大半は自慰目的だろう。自慰にはそれ程人を惹き付ける麻薬のような魅力があるからだと思う。こう言っては失礼だが若者がスマホに何十万も使うのと同じだ。

 

恋人がいない、或いは結婚しているがセックスレス。こういった人が自慰行為に及ぶ訳で、もし、これらの人が自慰も禁じられたらそれこそ犯罪に走ってしまう危険性も否定出来ない。つまり、自慰やアダルトビデオは性犯罪の防波堤の役割を担っている。それなのに高齢でセックスを求めるのはまともで自慰するのは脳が異常だと断定していいものだろうか。

 

広く皆のご意見を聞きたいところだ。